【RARA AVIS　ララ・アビス】ラウル・ペレス

とても貴重な白ワイン！　珍しい、超レアなワインだそうです！

インスタでアップしたのがちょうど一年前なので、

あらためて ”ワインClip" にあげておきます。

Raúl Pérez,      RARA  AVIS   Blanco 2010

Raul Perez　ラウル・ペレス

【ララ・アビス　2010】（白ワイン）

品種：ALBARÍN BLANCO　アルバリン・ブランコ（Albarin blanco）

※ちなみに、この「ララ・アビス」は、赤ワインもありますので、

　今回はあえてワイン名にBlanco（白ワイン）と表記しておきました。

さて、この白ワイン「ララ・アビス」ですが、

品種がとても珍しいですよね！

Albariño（アルバリーニョ）や

Alvillo（アルビーリョ、またはアルビージョとも）とは、

まったく関係ないようですよ。

名前が似てるので混同しがちらしく、SNSやブログ記事などで

そのように記載しているのを時々見受けますが、別物だそうです。

Albillo Real（アルビーリョ・レアル）の別名という記事もみたことありますが、

大方違うという説が主流でしたので。

他にも別名がいろいろあるようでしたけど、イマイチ、、、。

この品種の詳細がなかなか不明。

いろいろ調べてみましたが、

本国スペインでも、世界レベルのプロでも、

あれこれ見比べると情報がイマイチあやふやな、、、

恐らくあまり解明されてないんじゃないでしょうか？

絶滅危惧品種らしいですし。

スペイン北西部のアストゥリアス地方や、

カスティーリャ・イ・レオン州の特にレオン周辺の地域の

土着品種らしいです。

今や絶滅しかけている少量生産の品種なので、

そういう意味でも、天才醸造家のラウル・ペレス氏が

この品種の可能性を引き出すために挑戦して造られたのでしょうか。

このレオン周辺地域で造られるアルバリン・ブランコ種のワインは

珍しいし、あまりみかけないので、他に飲んだことないのですが、

調べてみると他は安価なワインが多いようでした。

昔からある品種だからそのまま地元飲み的に造っているのが多いのかな？

（勝手な想像です。ゴメンナサイ）

なので、ラウル・ペレス氏は、

アルバリン・ブランコを見直すためにも、絶滅させないためにも、

可能性に賭けた、、、とか？

他のアルバリン・ブランコ種のワインと価格が全然違うので、

勝手にロマンを想像してみました。（流してください）

2016年1月頃に、2009年ヴィンテージを飲んだ印象は、

黄色い果実の香りなどが華やかに広がり、とてもアロマティックでした！

複雑さも感じられ、フルーティー。

初アルバリン・ブランコということもあり、

魅力的な白ワインに感激した記憶があります。

アルバリン・ブランコ種の魅力を引き出している、超レアワイン、

絶滅危惧品種で、

特にラウル・ペレスが手がけるこの「ララ・アビス」は

生産量も極少量なので、

あるうちにぜひ体験されておくことをお奨めします！

※2009年はもう終売していて、今現在は2010年のようです。（2016年1月現在）