牡蠣フライとワイン
『スパニッシュ・ホワイト・ゲリラ・ヴィオニエ・バリッカ 2011』
Spanish White Guerrilla Viognier Barrica 2011
ワインの詳細は⇒(販売元紹介ページ)http://www.wizumiya.co.jp/item/7687.html
1、2年前に飲んだ時の印象より、グッと滋味深く美味しくなっていて驚き!
このグラスの形状がより良さを出しているのかも! 面白い発見でした。
この白ワイン、ヴィオニエという白葡萄品種で、リオハ州で造られているそうです。
もちろんリオハではヴィオニエ種は原産地呼称を名乗れませんけれど、
産地はリオハ州のバジェス・デ・サダシアというエリアだそう。
ヴィオニエ種の個性として酸度が低い、ニュートラルな酸というか。
そしてアルコール度も高め。
ということもあって、
牡蠣(かき)の奥深い旨み成分と いいみたい!と感じました。
奥深い旨みは、アミノ酸、コハク酸、豊富なグリゴーゲンなどで、
グリゴーゲンはさらに変化して、乳酸やコハク酸が増すそうです。
渋みや苦みが感じられるのはそういう成分から。
そして、より複雑にグッと旨みとコクが出るそうです。
そういうわけで、亜鉛などのミネラル成分が豊富な牡蠣ですが、
赤ワインと相性いいのは、乳酸も多いからなんですねー。なるほど。
そして、このヴィオニエ種は、リンゴ酸より酒石酸のタイプなので、
つまり酸度が低めなブドウ品種なので、
乳酸やコハク酸のうまみ成分の牡蠣と合うのでしょう。
それに加え、衣つけてフライにしてるので
オイリーな甘味がアルコールの高いこのワインと合うよね。
というのが私の感想。
牡蠣(かき)は、生で食べるのか、火を使って料理するのか、
それもソースが何かなどのどういう味で食べるか、、、などによって
ワインとの相性も変わってきます。
そういうところがマリアージュの楽しいところですよね!
今回は、新小岩にある「わいん食堂Chezとし」さんでの食事で発見した
マリアージュレポートでした。
こちらChezとしさんでは、贅沢にも大きい牡蠣フライが4つ盛り!
このワイン「S.W.ゲリラ・ヴィオニエ・バリッカ」もオンリストされており、
ボトルで頼んでも良心的なお手頃価格!
他のお料理ともいろいろ楽しめました。
ありがとうございまいた!
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