ムラデッラが造るガルナッチャ・ティントレラは
葡萄のイメージと裏腹に、フレッシュ野菜のサラダとあいました!
Quinta da Muradella GARNACHA TINTORERA 2009
キンタ・ダ・ムラデッラ ガルナッチャ・ティントレラ
この「ガルナッチャ・ティントレラ」という黒ブドウは
色が濃い赤ワインを造るのに、よく使われる品種なのですが、
この生産者(キンタ・ダ・ムラデッラ)が造る【ガルナッチャ・ティントレラ】は、
酸がキレイで驚きました!
ワイン単体で飲むと、ピンとこないかもしれませんが、
サラダを食べながら合わせたら、意外にイケてビックリ!
重い肉料理向きかと思っていたら、生野菜とあうなんて!!
レタスや葉物の野菜にハム類や粉チーズをかけてコクが少しあるのがいいのかな。
でもヴィネグレットソースなのに、意外にもこの色の濃い赤ワインがあいました。
ジンジャーを効かせた、とろみのある豚肉の煮込み(肉じゃがのアレンジみたいなお料理)にもまったく問題なし!
飲んでよかった~! やっぱりワインは飲まないとわかりませんね。
名前(品種名)からの一般的なイメージで決めつけてはいけないと
あらためて思いました。
▼このワインの産地や生産者の詳細は、輸入元の紹介ページをご参照ください▼
ガルナッチャ・ティントレラという品種は、
一般的にはフランスのアリカンテ・ブーシェで知られているスペインでの呼び名です。
果皮だけでなく、果肉までも赤いので、ワインの色を濃くするための
ブレンド用に使われることが多い「teinturier」(タンテュリエ)という黒ブドウの仲間です。
「タンテュリエ」とは「染物屋(染料業者)」という意味で、
スペイン語では「tintorera」(ティントレラ)と言うんだそうです。
色を濃くするために使われ収量が多く一般的に風味が凡庸、、、
というのが今までのイメージでしたが、
造り手によって、こんなに酸がキレイなワインが造られるなんて感動します。
知ることができ、飲んでよかったです、本当に。
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