「クケス」抜栓数か月後の変化

プリオラートの白ワイン、テッラ・デ・クケス 2011 -テロワール・アル・リミット

開けてから数か月経ったボトル内に少し残しておいたものを試してみました。

ああ、香りは確かにいってるね、、、終わってる、下ってる香り。

で、そこで一般的には「もう終わり、飲めない」と却下されそう。

飲みたくない香りだもの。

しかし、ここは勉強なので飲んでみる。

今までの経験上、香りは酸化して変化して終わっていても、

自然派ワインの生産者のものは、味はまったく問題ないどころか、

生き生き、酸がキレイなことがあるので、安心して飲んでみる。

はい、大丈夫でした!というか、「美味しい~」♪


これをとっておけば、また数週間後には復活してるかも?!

という実験をしたくなりましたが、

もうボトルには一滴も残っていないので、

グラスに残っているワインをしばらく放置。

1時間くらい経ってから、グラスに残したそのワインを試飲。


えええーーー?! あの嫌な臭い香りが抜けている!よって、全然気にならない!

なので、これブラインドで出されたら、さっきのワインとは誰もわからないかも!


さすが、やっぱり造りがいいワインは、

丹精込めて、土地を選んでブドウを健全に育て、

醸造も余計なことをせず自然にまかせながら

細心の注意を払い、熱心に造る生産者のワインは、

やっぱり底力が違いますね~!!


生き返るんですよ、というのは変な言い方ですが、

ちょっと疲れてヘタリ気味になっても、元々が健康体で基礎体力があるから、

また元気に復活するというイメージです。

免疫力もあり、代謝もよく、健康美人!ってことでしょうか。

(変な例えで申し訳ありません。)


一般的に市場に多く流通されているワインでは、なかなかこうもいかないです。


自然派ワインとうたわれている生産者さんのワインは、

けっこう波があってへたってもまた生き返るのが多いですよね。


テロワール・アル・リミットは、あえて自然派とはうたっていないようですが、

実にテロワールを活かし、その葡萄本来の力を引き出す上手な造り手さん。


このワインの詳細や生産者については、

輸入元の詳細ページをご参照ください ⇒ http://www.wizumiya.co.jp/item/10101.html

   (※2011年は売り切れて、現在2012年のようです)


グラスに注いだワインは、時間が経つと香りも飛び、

空気に触れ酸化が早く、何時間も飲めないものですが、

今回のこのダメージ的香りが消え、復活していける力がある白ワインに

驚きです。


このテッラ・デ・クケス、目が離せない注目の白ワインだと思います!

大好き!!

ちなみに~あと何年か後の熟成したのも楽しみです。

もうその時には売り切れてるだろうから、やっぱり買っておかないとだめかあ、、、


生産者のことも、取扱い輸入元ページで↓

【テロワール・ル・リミット】Terroir al Limit

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